旭川ウェルビーイング・コンソーシアム

開催実績

2024年度あさひかわオープンカレッジ連携講座報告集完成掲載!!


刊行にあたり

 

本年度も「あさひかわオープンカレッジ」を無事に開催することができたことを喜びたい。本講座は、旭川市と近郊地域に住む人々を対象に、誰もが生涯を通じて学び続ける機会を提供することを目的としている。年齢や環境を問わず、新たな知識や技能を習得し、自己実現を目指す場として根付いたこの取組みは、「生涯学習」の理念を体現するための重要な柱である。

 

旭川市は、北海道の中核を担う地方都市として豊かな自然と歴史を有するが、同時に人口減少や高齢化、若年層の流出といった課題にも直面している。こうした状況下で、市民一人ひとりが学びを通じて自らを成長させ、地域社会に貢献する力を養うことが不可欠である。本講座が地域の持続可能性を支える人材を育むための基盤として、その役割を果たせるのだとすればこれほどの喜びはない。

 

本講座にも世代交代の流れは確実に起こっている。若い世代が積極的に講座に参加し、また講師としても活躍する姿が見られつつある。これにより、従来の形式にとらわれない新たな学びの形が生まれ、多様な世代が交流する場としての意義が深まっていると信じる。このような世代を超えた知の継承は、地域社会の発展に向けた希望の芽吹きである。

 

本報告集が、今後の「あさひかわオープンカレッジ」の発展に寄与するとともに、旭川市の生涯学習がさらに充実する一助となることを願っている。最後に、熱意を持って講義を支えてくださった講師の皆さま、意欲的に参加した受講者の皆さま、そして運営に携わった全ての方々に深く感謝を申し上げる。

 

旭川ウェルビーイングコンソーシアム

連携公開講座等事業部会 部会長

北海道教育大学 教授 十枝内康隆

【第2回】旭川ウェルビーイング・コンソーシアム交流セミナー旭川市立大学で開催!!


日時:2025221日(金) 17001900
場所:
旭川市立大学 経済棟2階 211講義室

プログラム(発表20分、質疑応答10分)

1. アスリートにみられる身体性の喪失

17:00~17:30

講師:北海道教育大学旭川校 小谷 克彦 様

2. マイクロ波を利用したメタン分解プロセス(水素製造)法の開発

17:30~18:00

講師:旭川工業高等専門学校 宮越 昭彦 様

3. 食品媒介寄生虫症の制御に向けた取り組み

18:00~18:30

講師:旭川医科大学     伴戸 寛徳 様

4. 地場産業におけるイノベーション創出

18:30~19:00

講師:旭川市立大学            勝又 悠太朗 様

AWBC連携校の研究交流セミナーの第2回目が旭川市立大学を会場に開催されました。分野が違う機関から推薦された講師が、多彩な研究分野4題が発表されました。研究開発における連携各機関の役割の提案もあり、今後の交流につながる場となりました

参加者 38名(当番校-旭川市立大19名、連携機関等19名)

わくわくサイエンスin科学館ーポテトで放映されます!!


ポテト放映のお知らせ!!

2月2日(日)10:00~16:00に旭川市科学館(サイパル)で

開催された「わくわくサイエンスin科学館」の開催模様がポテトで

下記の時間帯で放送されます。

2月7日(金)19:30~
ポテトチャンネル11チャンネル
POTATO CATCH THE WEEKLY

添付ファイル

2月2日(日)10時~開催””わくわくサイエンスin科学館””


おもしろ実験・体験まんさい!!

旭川医科大学、北海道教育大学旭川校、旭川市立大学短期大学部などの先生や学生がお子様から大人まで楽しんで学べる実験や展示を行います。
市内の高校生の発表もあります。

決定!!AWBC合同成果発表会ポスターセッション審査結果[AWBC賞・上川総合振興局長賞・旭川市長賞]


AWBC「合同成果発表会」のポスターセッションが1月26日(日)に開催し、審査が行われ以下の賞が決まりました。

連携機関から昨年より2課題多い13課題の発表がありました。

また、審査の対象ではありませんが、旭川西高等学校からは4課題の発表もあり、大勢の若者が集いにぎやかに開催されました。

北海道教育大学旭川校は生活・技術教育専攻課程分野からの「学生が作成したアプリケーション」発表、保健体育分野から「体育授業とICT活用」、「雪上での歩行運動」、「笑顔と運動能力の向上」、教育発達専攻教育学分野から「学校の部活動効果」、「入学前と入学後のギャップの大学比較」など6題の応募がありました。旭川市立大学、旭川市立大学は昨年からの発展課題を保健福祉学部・経済学部の長濱ゼミナールから知的障害者を持つ家族の課題、経済学部から「永山屯田まつりへの参加体験」の発表がありました。旭川工業高等専門学校は専攻科学生の「3Dスキャナによる計測研究」、「三次元計測のデータ処理」、「広葉樹伐採後廃棄物からの香料作成」の3課題、旭川医科大学看護学科からは、「感染が拡大している梅毒の学生意識調査」、「母親の服薬と母乳育児の影響の実態調査」の2課題など、さまざまなテーマに取り組み、普段の学習・研究成果をまとめ、どれも力作ぞろいで拮抗しました。

旭川西高校の普通科と理数科学生の発表は、あまり気付かないテーマ選択とよく考えられた落ち着いた発表はすばらしいものでした。

以下に結果を発表します。

◆旭川ウェルビーイング・コンソーシアム賞

部活動の競技性と学校適用について

北海道教育大学旭川校 教育発達専攻教育学分野4年
生徒指導論ゼミ 林 伊吹

本研究は、「部活動で勝つことが目的でなくても動機づけが高ければ運動有能感や学校適応感が高まる」という仮説を検討し、中学生309名、高校生149名を対象にアンケート調査を実施した。概ね仮説通りで勝利を目的とすることは学校適応感などに関連しなかったが、中学生では勝利を強く意識する部活動に所属するほど、動機づけと運動有能感の関連が弱くなった。以上の結果から、動機づけが学校生活において重要であることが示唆された。

◆上川総合振興局長賞

ナナカマド等広葉樹伐採時に生じる廃棄物の実用性と機能性検討                                                                

旭川工業高等専門学校 物質化学工学科
第5学年 真田彩花、藤川岳斗

北海道旭川の代表的広葉樹(ナナカマド・シラカバ・ホウノキ)の伐採時に発生する枝葉の有効な活用法を検討した。枝葉の水蒸気蒸留物をカラムクロマトグラフィーおよびガスクロマトグラフィーで成分分析を実施した。得られた成分情報から機能性を活かした商品開発を提案したい。この研究により廃棄物削減、林業の付加価値向上をはかるだけではなく、SDGsに配慮した地域資源の新たな活用法を生むことで、森林活用の広がりが期待される。

◆旭川市長賞

知的障害当事者と同居している家族が抱える子どもの将来への思い

旭川市立大学 保健福祉学部コミュニティ福祉学科4年
長濱ゼミナール 熊谷 鈴夏、福原 知謹

知的障害のある子どもと同居している家族を対象に子どもの将来の生活への思いをアンケートによって調査したところ、子どもが将来、家を出ると考えている家族が多いこと、家を出るに当たってグループホームを希望している家族が多いことがわかった。併せて親の子どもへの思いの強さからくるケアの家族化の現状と自立後の生活に対する不安からケアの社会化を高めることによって自立生活の安定を図る重要性が示唆された。

AWBCサテライトキャンパス HI・RO・BAはしっくす事業部会
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事務局:サテライトキャンパス 
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