[概要]
人の健康は個人固有の因子と、人を取りまく外部の因子のバランスの上に成立ちます。このバランスが崩れた時に体調不良や病気が起こります。外部因子は直接に健康を害する病因(病原体・毒物など)と、自然・物理化学的・社会経済的な環境に大別されます。この社会経済的環境に人の健康と地域の活性度との接点があります。自然・癒し・食材・文化・街のデザインなどの地域資源を有効に活用することで、地域の活性度が高められると共に人の健康度を高めることも可能となります。すなわ街造りは住民の健康作りでもあります。そこに理想のウェルビーイング(幸福)社会の姿を見出すことが出来ます。