2024/10/21 14:44
2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ【令和6年度最終講座】
幼児は“できること”を通して何が“できる”ようになっているのか?―運動能力の向上に伴う自我の発達―
10月19日(土)13:30~15:00 北海道教育大旭川校 准教授 小谷 克彦 先生
講師の専門であるスポーツ心理学では、スポーツカウンセリングを行っています。幼児の運動能力の発達に伴う“見えない”「こころの発達」の観点から、身体の成長過程での対応についてお話しいただきました。身体活動の中の「意識?」「無意識?」の区分など、普段あまり考えない視点から幼児期の「自我の発達」と「身体の発達」をご自分のサッカー指導等をとおしてわかりやすくお話しいただきました。現役の保育士の方も受講されており、自我の発達段階における関わり方の質問をされていました。
参加者 8名
2024/10/02 09:51
旭川ウェルビーイング・コンソーシアム(AWBC)は平成24年4月2日の法人設立から12年が経過しました。今後、市内の4高等教育機関(旭川市立大、北海道教育大旭川校、旭川工業高専、旭川医大)の交流をさらに深めていきたいと考えております。
そのきっかけとなることを期待し、今年度から各機関持ち回りで交流セミナーを開催することになりました。今回、その第1回目を旭川医科大学において以下のとおり開催いたしました。
日時:2024年9月26日(木)16:00~18:00
場所:旭川医科大学 看護学科棟 大講義室
プログラム(発表20分、質疑応答10分)
1. 地域が抱えている住民の健康状態やスポーツ環境の課題
16:00~16:30
講師:旭川市立大学・短期大学部 佐藤 貴虎 様
2. ギフテッドと発達障害
16:30~17:00
講師:北海道教育大学旭川校 片桐 正敏 様
3. 3Dプリント技術による馬産地への貢献
17:00~17:30
講師:旭川工業高等専門学校 中川 佑貴 様
4. ハスの葉はなぜ水滴を完全にはじくのか
17:30~18:00
講師:旭川医科大学 眞山 博幸 様
AWBC連携校の研究交流と学内へコンソーシアム活動周知を目的に初めて開催されました。分野が違う機関から推薦された講師が、上記の4題を発表されました。各20分の時間の中で、興味深い内容をわかりやすく発表いただきました。質疑のなかで研究交流の話題が出るなど、相互に刺激となる今後につながる場となりました。
参加者 52名(当番校-旭川医大29名、連携機関等23名)
2024/09/30 15:08
2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ
「ユネスコ創造都市ネットワーク~デザイン都市旭川とは?~」
9月21日(土)13:30~15:30 旭川工業高等専門学校 教授 浜田 良樹 先生
講義は、自己紹介から始まり、今まで移り住んだ街の話から「ユネスコデザイン都市」に関わることになるまでを楽しく語っていただきました。そこから「よそもの」の視点で「ほどよい中規模都市」としての旭川の魅力発信を「ユネスコ創造都市デザイン分野」への加盟認定から取り組んでいるとのことでした。その中で学生を中心とした「まちなかキャンパス」を企画運営し、買物公園に「学び」の一大イベントとなっている話を熱く語っていただきました。
受講者からは、地域の未来への期待が寄せられていました。
参加者 17名
2024/09/30 14:56
2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ
「北国の住まい~旭川と北欧~」
9月28日(土)13:30~15:40 東海大学 名誉教授 大矢 二郎 先生
(旭川ウェルビーイング・コンソーシアム教育コーディネーター)
本州から北海道に赴任して、気候と住まいの関係をあらためて実感したこと。また、緯度は旭川より高い北欧の中の、東海大学とつながりの深いデンマークと旭川の東海大学は相互交流を行い「北欧の住居やライフスタイル」を深く知ることができたことをお話しされました。人間と自然が共存しながら、「古い住まい」をそのまま何代にもわたって、修繕しながら大事に継承していく文化を、豊富な画像をとおして興味深い視点から、楽しくお話しいただきました。最後に、ご自分で設計されたご自宅のこだわりの数々も説明され、受講者はライフスタイルと住居について真剣に聞き入っていました。
参加者 16名
2024/08/26 11:32
2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ【後期スタート講座】
「愉しい哲学―哲学の特技=常識を疑おう!―」
8月23日(金)14:00~16:00 旭川工業高等専門学校 名誉教授 白井 暢明 先生
(旭川ウェルビーイング・コンソーシアム教育コーディネーター)
「『哲学』というと難しい学問と感じませんか?」との問いかけから、「常識を疑う」という切り口で、世間一般で常識と言われている考え方をとりあげ、哲学的な思考をとおして解説していただきました。そして、まず、一度立ち止まって、「常識を疑う」ことで、別な視点から物事を考えてみることの大切さをお話しされました。また、否定的に使われている「いいかげん」本来の肯定的意味の「復権」提案など、受講者と対話しながらの「愉しい」講義でした。
参加者 25名