2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ【令和6年度最終講座】
幼児は“できること”を通して何が“できる”ようになっているのか?―運動能力の向上に伴う自我の発達―
10月19日(土)13:30~15:00 北海道教育大旭川校 准教授 小谷 克彦 先生
講師の専門であるスポーツ心理学では、スポーツカウンセリングを行っています。幼児の運動能力の発達に伴う“見えない”「こころの発達」の観点から、身体の成長過程での対応についてお話しいただきました。身体活動の中の「意識?」「無意識?」の区分など、普段あまり考えない視点から幼児期の「自我の発達」と「身体の発達」をご自分のサッカー指導等をとおしてわかりやすくお話しいただきました。現役の保育士の方も受講されており、自我の発達段階における関わり方の質問をされていました。
参加者 8名
旭川ウェルビーイング・コンソーシアム(AWBC)は平成24年4月2日の法人設立から12年が経過しました。今後、市内の4高等教育機関(旭川市立大、北海道教育大旭川校、旭川工業高専、旭川医大)の交流をさらに深めていきたいと考えております。
そのきっかけとなることを期待し、今年度から各機関持ち回りで交流セミナーを開催することになりました。今回、その第1回目を旭川医科大学において以下のとおり開催いたしました。
日時:2024年9月26日(木)16:00~18:00
場所:旭川医科大学 看護学科棟 大講義室
プログラム(発表20分、質疑応答10分)
1. 地域が抱えている住民の健康状態やスポーツ環境の課題
16:00~16:30
講師:旭川市立大学・短期大学部 佐藤 貴虎 様
2. ギフテッドと発達障害
16:30~17:00
講師:北海道教育大学旭川校 片桐 正敏 様
3. 3Dプリント技術による馬産地への貢献
17:00~17:30
講師:旭川工業高等専門学校 中川 佑貴 様
4. ハスの葉はなぜ水滴を完全にはじくのか
17:30~18:00
講師:旭川医科大学 眞山 博幸 様
AWBC連携校の研究交流と学内へコンソーシアム活動周知を目的に初めて開催されました。分野が違う機関から推薦された講師が、上記の4題を発表されました。各20分の時間の中で、興味深い内容をわかりやすく発表いただきました。質疑のなかで研究交流の話題が出るなど、相互に刺激となる今後につながる場となりました。
参加者 52名(当番校-旭川医大29名、連携機関等23名)