2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ【前期最終講座】
医師で開拓者の「関寛斎(せきかんさい)」の足跡をとおして、近現代の北海道を考える
7月13日(土)13:30~15:30 旭川市立大学 名誉教授 竹中 英泰 先生
(旭川ウェルビーイング・コンソーシアム教育コーディネーター)
北海道陸別に開拓者として入植した、佐倉順天堂で西洋医学を学んだ「関寛斎」について、北海道の開拓者としての側面からの講義でした。多くの文献や小説の北海道開拓の歴史と人物群像をとおして、深く「関寛斎」の人物像に焦点を当てる講義でした。受講者には「関寛斎」の親戚にあたる方、地元の開拓史を研究している方や交流のあった「徳富蘆花」の研究者の方もおられ、2時間に及ぶ熱い講義後も活発に意見交換されていました。
参加者 18名
2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ
「誰もが楽しい運動理論『コーディネーション理論』を体験しよう
~スポーツ手遊び&スポーツスタッキング編~
7月5日(金)14:00~16:00 旭川市立大学短期大学部 准教授 赤堀 達也 先生
体力・健康の面から、北海道・旭川の子供の体力が全国平均より低いデータや北海道は寿命が短いのに介護期間が長いデータを示しながら、その問題解決のために「コーディネーション理論」の効用をゲーム・体操感覚の「手遊び」を受講者と一緒に楽しみながらの講義でした。「手は第二の脳」の説明に、リズムに合わせてのグーパー体操や瞬時の左右の切り替えなど、戸惑いながらも、説明と実践に受講者は納得しながら取り組んでいました。質疑でも自分のサークルでも取り入れたいなど、大好評でした。
参加者 11名
2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ
「個人情報保護制度の基本~民間事業者から町内会まで~」
6月29日(土)13:30~15:30 旭川市立大学 准教授 村尾 太久 先生
「なぜ個人情報の保護が求められるのか?」から始まり、行政機関の情報管理の方法・同意の取得方法、また、個人情報の範囲はどこまでなのか、根拠となる法令は何なのか複雑な法令を丁寧に解説いただきました。情報開示請求との関係など課題もあることも分かりました。質疑では、町内会などの小さなコミュニティでの個人情報管理や同意をとることへの違和感なども議論になり、受講者が直面している問題として、熱い議論が交わされました。
受講者 17名