◎実際に試食をしながらの楽しい講座でした。
高齢になると衰える「咀嚼と嚥下」機能について、講師が用意した「ごはん」や「かぼちゃ、ニンジン」を「ペースト」から「ざく切り」まで4段階に調理したサンプルを実際に試食しながらの説明をそれぞれ真剣に聞きながら感触を確認していました。
乳幼児と高齢者の食事との関係性も興味深く聞いていました。
質疑でも、咀嚼回数や食事についての質問があり、食事体験をしながらの楽しい講義となりました。
講師:旭川大学短期大学部 教授 豊島 琴恵
加齢と共に、当たり前にできていた噛む動作の「咀嚼」と飲み込む動作の「嚥下」が、だんだんスムーズにできなくなります。そのために気をつけなければならない食べ物についてや、食べ物以外の歯のこと、舌のこと、姿勢のことなど色々な視点から、改めて「咀嚼」「嚥下」のメカニズムや大切さを考えてみましょう。